こんにちは☕今日は妊娠とカフェインについてです。
妊娠していてもコーヒーや紅茶を飲みたくなりますよね☕
カフェインには、眠気をとってくれて、それにより集中力も上がるといったイメージがある反面、
妊娠中に限らず、過剰摂取は控えたほうがいいとも言われますが...。
・実際にカフェインは体や胎児にどんな影響があるの?
・どのようなものにどれだけ含まれてるの?
・どの程度、摂取できるの?
など、私が妊娠中に思っていたことから
カフェインとの上手な付き合い方について見ていきましょう!!
カフェインによる妊婦・胎児への影響
では、実際にカフェインが妊婦と赤ちゃんがにどのような影響があるのか見ていきましょう。
妊婦への影響
WHO(世界保健機関)によるとカフェインには、一般的に血管を収縮させる作用があります!
過剰摂取した場合には、心拍数の増加、興奮、不安、手の震え、下痢、不眠症、吐き気等の健康被害があるとされています。
そのため妊娠している場合は、お腹が張り流産、早産のリスクが高まるとされています。*1
さらに、カフェインには鉄分の吸収を妨げる作用があり、貧血、頭痛の原因にもなります。
胎児への影響
また、胎児への影響としては、血管の収縮に伴い血液を通して運ばれる酸素や栄養分の量が減るため、低体重や低酸素状態になる恐れがあります。
内臓機能の未熟な胎児は、体にカフェインがたまってしまい、発達障害や低体重児で生まれるリスクもあります。
どんなものにどの程度含まれているの?
具体的にどのようなものに、どの程度含まれているものなのか見ていきましょう。
国民生活センターによると
- コーヒー:60mg
- 玉露:160mg
- 紅茶:30mg
食べ物には、チョコレートに多く含まれていると言われています。
特に、ほうじ茶や玄米茶といった飲料にカフェインが含まれているという認識が低いという調査結果も報告されています。*2
どれぐらい摂取してもいいの?
ここまで聞くと「怖くてカフェインなんて取れない!」と誰もが思うはずです!!
しかしながら、全くとってはいけないものなのか?と言われるとそうでもありません。
FSA(英国食品基準庁)によると、妊婦のカフェイン摂取量は、コーヒー1日200mgと定めています。(コーヒーカップ2杯相当)
カナダ保険省では、成人で1日400mg、授乳期や妊娠を予定している女性には1日300mgまでとしています。
各国で差があるようなのですが、1日に200~300mgを目安にするといいと思われます。*1
まとめ~理解したうえで楽しもう~
妊娠中は自分の食べるもの、飲むものに特に気を使いますよね。
美味しいもの、自分の好きなものにも、リスクがあると考えるのも、妊娠してこその悩みです。
理解したうえで楽しみましょう☕
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参考文献
*1:厚生労働省「食品に含まれるカフェインに\の過剰摂取についてQ&A~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~」
*2:東京都健康安全環境センター研究年報第66号(2015)「市販飲料中のカフェイン含有量とその摂取量ー乳幼児の茶飲料摂取を中心ににして」
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